園芸関係本

書名 著者
出版社
内容について 備考
オールドローズと英国式ガーデン 京阪園芸

ひかりのくに

1900円税別

バラ図鑑とするには写真はやや小さめ。バラ以外の植物のことも出ている読み安い本。
暮らしにバラを

オールドローズ

淡交社

1800円税別

写真が大きく、年間栽培カレンダーなどの記事も充実している。が、ドハデなシマダジュンコのページはこの本にはふさわしくないと思う。「暮らしにバラを」だから仕方ないのかなあ。
バラ図鑑300 英王室園芸協会編

日本語版

2000円

英国で出版された本の直訳だが、訳がひどい。原語を機械的に直訳したもので、日本語とは到底いえない代物。脱落がざくざく。英語版を買うことをお勧めする。 ×
オールドローズの事典 小松美枝子
小松紀三男

成美堂出版

1200円

副題が「暮らしを彩るガーデニングとクッキング」。その為か「事典」部分は全体の半分ほどで、残りの部分の評価は人によって違うだろうな。  
モネの庭の園芸ノート

竹沢紀久子

株グリーンアロー出版社

1600円

タイトル通り「モネの庭」好きの人には良いかも知れないが、花図鑑として見るには不明、不正確な点が多く、値段の割に頂けない。写真はきれいだ。
最新園芸教室

球根草花

林角郎

誠文堂新光社

1400円

最近珍しい右開き縦書きの園芸書。口絵のみカラーで中は単色、二色の地味な本だがここで初めて知った園芸テクニックなどもあり、なかなかの本である。絵を見て楽しむ、と言うのではなく、原点にたつ実用書。(ガーデニングより園芸、なのだ。)
四季をはこぶ

球根草花

別冊NHK趣味の園芸

980円 今流行の「寄せ植え」関係が半分を占め、解説と実践がそれより少ないのが難点。珍しい球根が多く取り上げられている点と比較的安価な点が○。
イギリス流園芸入門 中尾真理

晶文社

2500円

園芸に関するエッセイは最近ごまんと増えたが、質より量としてのが現実。だが、この本は確かに面白い。文章を書く人に必要とされる教育と教養の基礎があるからだ。高価なのが惜しい。
庭のない園芸家 平野恵理子

晶文社

1900円

本職は文章よりも絵の方らしいが、この人の書く文は面白い。いわゆる「ガーデニング」の流行に胡散臭さを感じている方々は読んで溜飲の下がる思いがするだろう。特に最終章「ガーデニングなんかくそくらえ」は、私の考えと完全に一致しているのです。年配の読者にもお勧めできる本。イラストもきれい。
英国式庭園

自然は直線を好まない

中尾真理

株講談社

1600円

古代ローマ時代から現代にいたる庭園の歴史の概説。文章もきちんとしていて読みやすいが、地名表記に多少問題あり。でも、良い本と思う。
イギリスの庭が好きです

コテージ・ガーデン礼賛

岩野礼子

晶文社

1900円

「空想の」園芸家の庭のエッセイ。本職はイラストらしいが、私の趣味ではなかった。絵よりも文の方が面白い。が、「花を育てない人は意固地で人間関係がうまくいかない」と言った感じの文はやや気にかかる。
チューリップ・バブル   栽培種チューリップの起源から、おなじみオランダのチューリップ狂時代にいたる話が手軽な文庫として読める貴重な本。
チューリップ

ヨーロッパを狂わせた花の歴史

アンナ・パウ゜ォード

白幡節子訳

大修館書店

3200円

チューリップの歴史の本。ハードカヴァーのせいもあるが、随分難解な気がする…。  
安曇野の白い庭

丸山健二

新潮社

1600円
花友達から面白いからぜひ読めと進められて図書館から借りてみたが、ただ絶句。あらゆるジャンルの本の中で私の目に触れた最低の物。勿論、最後まで読まずに返した。 ×

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庭園関係本

書名 著者
出版社
内容について 備考
ローズマリーの庭にて

イギリス流ガーデニングの方法

ローズマリー・ヴィアリー

尾島恵子訳

読売新聞社

チャールズ皇太子の園芸師匠として名高いヴィアリー夫人の園芸歳時記。バーンズリーハウスの12ヶ月の軽い読み物。古風な雰囲気の木版画が趣を沿える。読んで何かの役に立つというより、ゆったりとしたイギリスの田舎の雰囲気を味わえる。
英国庭園を旅する 監修

赤川裕

文化出版局

1600円

写真がきれいで内容も読みやすい。不正確な記述が多少あるが、初心者向けには悪くないかも。一般向け婦人誌園芸版といったところ。
イギリス

とっておきの庭を見に行こう

新井かずみ

NTT

出版

1800円

写真がきれい。縦書きなのは文章を重視しているということだろうが、私にはあまり面白くなかった。ガイドと言うより花好きさんのエッセイ。
ガーデニング王国

花紀行

鈴木せつ子

日経BP

2000円

写真がきれい。コッツウォルズを中心にした庭のガイドで地域限定版なのがかえって実用的だろう。地名が不正確なのは困る。
建築巡礼47

イギリス風景庭園

水と緑と空間の造詣

田路貴浩

丸善

ブリッジマン、ケント、ブラウン、レプトンら4人の人物にスポットを当てた庭園歴史物語。なかなかわかりやすい。文字通り風景庭園が好きな人にはお薦め。だが、今時のガーデニングファン向けではないようだ。多少オタク向け(という程でもないけれど。)

 

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